相談や検討の前に～そもそもリノベーションとは？

リフォーム、リノベーションの違いというのはどういったものか皆さんご存知でしょうか？リフォームが修理や原状回復を行う意味合いなのに対し、リノベーションはプラスαで住宅の価値を向上させることであり、主に一般的な相談で多いのは間取り変更です。ではここからリノベーションの注意点をいくつかご紹介します。

リノベーション成功に欠かせないことは、部屋の間取りや雰囲気、それに、設備、素材、省エネ、断熱、耐震など、リノベーションの中身を業者と相談し決定することです。

相談内容としては、最初に間取りを決めるといいでしょう。ここはリビングダイニングで、そっちがキッチン、こっちはお風呂、あっちは子供部屋、という感じに部屋の位置を決めます。

2番目は、住まいの雰囲気です。部屋ごとに変えることもできますが、全体的に統一感を持たせたほうがオシャレです。

3番目は、キッチンをこんな形にしていきたい、家族の将来に備えバリアフリーにしたいなど、機能面の充実を考えます。子供の成長のために肌に優しい素材である、無垢材にしたいというように、素材も検討します。

難しいように見えますが、リノベーションプランニングがリノベーションの重要なポイントです。自分の理想の住まいになるよう、楽しみながら未来の住まいをプランニングしてください。

リノベーションの優先順位は、まず最初に予算を決めます。続いて、リノベーションの工事内容に優先順位をつけていきます。もちろん予算内ですべておさまるのならば、優先順位をつけなくてもいいのですが、リノベーション工事は大抵の場合予算を超えてしまうことが多いです。あれもこれもやりたい、デザインもこだわりたいと工事の前に夢が膨らんでしまい、気付いたら想定の予算を超えていたということもあります。

考え方しだいですが、たとえば家族にとって、キッチンは一番重要だから1番目、という感じで決めていきます。最終的に、いくら必要になるのかは自分では分かりづらいため、リノベーション会社に相談してから決めることをお勧めしています。

中古住宅を購入して、その後リノベーションを検討する、という方も多いと思います。しかしながら、まず購入した住まいが長持ちしないようであれば、まず修繕することが重要です。

家への不満を解消することも大事なことですが、適切な修理と修繕をすることも欠かせません。外壁がひび割れしていれば、雨水が入ることで給排水管がサビたり、建物内部の腐食に繋がります。

あとでまとめてリノベーションをすればいいと考えていると、予想以上の費用がかかるので、これからリノベーションを検討しているのならば、まず住宅の費用と原状回復にどれだけ費用がかかるのかを優先して考えておいたほうがいいでしょう。