断熱リフォームで快適になるポイントと費用について

断熱リフォームには一体いくらかかるのでしょうか。また、断熱リフォームで快適になるポイントについても詳しく紹介していきます。断熱リフォームのポイントや費用に納得し、本当に自分の家に必要なものなのかを判断することが大切です。生活を快適にする断熱リフォームを行いましょう。

断熱リフォームをする一番のポイントといえば、寒い冬場でも壁や床の表面温度が上がることで、同じ室内でも体感温度が上がり風呂場や脱衣所で冷えを感じなくなることです。

そのため、エアコンを使う時間が短くなり電気代の節約が期待できます。もちろん、工事方法や住宅自体の立地環境によって多少異なりますが断熱リフォームをすることで得られるメリットは高いと言えます。

続いて工期については、以下の通りです。

• 壁(外壁、内壁どちらも)・屋根の断熱化の工期は、2週間～1ヶ月程度
• 天井の断熱化の工期は、2～4日程度
• 床下の断熱化の工期は、簡単なもので1～2日、時間がかかる場合は3～6日程度
• インナーサッシの追加の工期は、1～2日程度

となります。わりと短期で済むものから、時間のかかる作業まで様々です。詳しくは、施工を行う業者にお問い合わせください。

断熱リフォームで、壁・窓・壁や床に断熱材を入れ、窓にはサッシを増設することで外気温の影響を受けないリフォームができます。これにより、冬は暖房で暖められた空気が屋外に逃げなくなり、夏は屋外の暑い熱が家に入ってくるのを防いでくれるようになります。

断熱リフォームをした場合の恩恵は、冬だけでなく夏にも受けることができるのです。リフォーム前と後で比べてみると、冬場は床や壁の表面温度が約7℃上昇し、夏場は冷房を同じ温度で設定しても室温が約5℃の違いが出ると言われています。

リフォーム前の住宅では時間帯による室温の差に悩んでいた人でも、リフォーム後には1日中殆んど同じ位の室温で快適に過ごすことができるようになります。

次に断熱リフォーム工事の費用相場について、ご紹介します。

床に断熱材を貼る場合は、20万円から30万円です。床に床材を張り替え工事では、70万円から120万円程度となります。天井に断熱材を貼る場合は、15万円から50万円程度、天井をはがして施工した場合は、40万円から90万円程度が相場となります。壁を断熱リフォームする場合は、外側に断熱材を塗る場合は350万円から500万円程度、壁に断熱塗装をする場合は、80万円から120万円程度です。窓に内窓を付ける場合は7万円程度、窓全体の交換は20万円程度の費用が一般的な相場と言われています。