水回りリフォームの理想的な方法と工事の際の注意点

水回りのリフォームというと、思い浮かぶのはキッチン、浴室、洗面所、トイレなどかと思います。より良い環境を目指すための進め方と、各リフォームの場所ごとに、注意するべき点をまとめてみました。理想の環境を作るためにもここで事前準備を行っていたければと思います。

キッチン、トイレ、ユニットバスなど、水回りのリフォームをするとなったら、理想のデザインや機能性を考慮して、リフォーム業者と打ち合わせをします。水回りは長く使い続けるもののため、決して安くない買い物になります。

水回りのリフォームを理想通りに進めるために、全体の流れのなかで以下のポイントを押さえておきましょう。

1. メーカーショールームに足を運び実物を見る
2. リフォーム業者との打ち合わせで、追加料金について説明を聞く
3. 見積書に記載されている機材や工事内容をよく確認する
4. 実際の工事と見積書の内容に相違がないかチェックする

水回りのなかでも、キッチンは主婦の主戦場とも言えます。毎日の調理をストレスなく行うには、機能的でシンプルなキッチンにすることが重要です。

レイアウトは、調理をする食材や調理器具を収納から出す、調理してテーブルに運ぶまでの動線を考慮するのが一般的です。動線が短ければ、作業効率が良くなります。キッチンのレイアウトを検討する際は実際に調理するときのことを考えて、動線に沿って組み立てていくのが理想的です。次に、食材や調理器具がたくさん置かれたキッチンだと作業効率が下がります。広くてしまいやすい収納がベストです。

また、家族とのコミュニケーションを重視する場合、仕切りのないタイプを検討したいところです。オープンキッチンなら、ダイニングにいるご家族と料理しながらコミュニケーションをとることができます。将来のライフスタイルを考えてキッチンをリフォームしましょう。

浴室は、広さや設置する設備によって大きな差が出ます。お風呂の湯舟、給水・給湯機器、排水管工事、浴室暖房乾燥機、ジェットバス、浴室テレビ、ミストサウナなど、設置する設備やそれに伴う工事で総額が大きく上下しますので優先順位を付けることが重要です。

トイレのリフォームは、温水洗浄便座への取り替え、脱臭・節水機能、温風乾燥や全自動洗浄、自動ふた開閉機能を持つ便器への取り替え、タンクレスへの変更など様々なパターンがあります。その他、床や壁紙も新しいものに取り替えるとなると高額になりますので、リフォームの全体像を掴んでおくことが重要です。