断熱リフォームという言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、実際どのような作業をするのかをご存知の方は少ないかもしれません。リフォーム業者に相談する前にまずどんな作業をするのか、どんな流れで行うのかを簡単にご紹介します。自分にあった工事内容や、工事時期を見つける参考にしてください。
意外と簡単にできる断熱リフォーム工事とは?
現在住んでいる家の暑さや、寒さに悩んでいませんか?例えば冬場は暖房が効きにくく家の中が異常に寒かったり、また洗面所やトイレ、廊下が寒いというお宅は多いのではないでしょうか。
一方、夏場は冷房の効きが悪くとても暑い、2階の部屋だけが異常に高温で暑いというような状況にお困りという方もいるかもしれません。こういった現象は、家の断熱性能が不十分で断熱性能が落ちていることが原因で起きている可能性が高いと言えます。
寒い家や暑い家に今後も我慢して住み続けていると、健康リスクも高くなってしまうでしょう。そこで、必要になるのが適切な断熱をすることです。家の中での生活が快適になるとともに、健康的な住生活を送ることができます。
適切な断熱をするには、断熱工事が必要です。断熱工事というと、壁や床を壊して大がかりな工事を想像するかもしれません。しかし、断熱工事には工事方法がいくつかあり、ゾーン断熱をする工事方法なら、今の家に住み続けながら短期間で断熱リフォームができるのです。
断熱リフォーム工事の流れはどんなもの?
断熱リフォーム工事の流れは、以下の通りです。工事期間はおおよそ1部屋を2日間程度掛けて実施します。工事中前に家具の移動を済ませ、工事が終了後に元の位置に戻しますといった対応で問題ありません。工事のために引っ越しするならどの仮住まいの準備は不要となります。
このように、断熱リフォーム工事中でも自宅に住みながら短期間で家をリフォームすることができるのです。壁や天井、床をそのままにして断熱化を進められます。壁や天井には、ネオマ断熱ボードを使用します。開口部のサッシ部分は部屋内から内窓に、床は床下収納庫等の穴から床下に入って行います。床用断熱材を設置して、断熱の工事をしていきます。
断熱リフォームを行う際に気を付けるポイント
断熱リフォームで、窓や壁などで起きる結露を防止するには、換気を行うことと水蒸気を発生させない生活をすることがポイントです。また断熱リフォームでは、問題部分の断熱リフォームも可能ですが、より効果を上げるためには建物の外回り全ての壁や窓の断熱リフォームが効果的です。断熱材を隙間なく施工し、同時に適切な防湿処理行っていく必要があります。外装工事と併せて外壁と屋根のリフォームを行う場合には、通気層を作りましょう。断熱材の工事を行う場合は、断熱材メーカー等の施工要領書を参考にして、適切な工事を選定して行ってください。
断熱リフォームを行う場合の流れと、注意点を紹介してきました。断熱性能を高めるにはリフォーム後の生活様式も重要な項目です。ぜひ、この記事を参考にしていただければと思います。まつけんのリフォームでは、それぞれの住まいにあった断熱リフォームをご提案させていただきます。
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